サッカー

本田圭佑が教えてくれた”ハングリーでありつづける”ことについて

 

 

どうも、ゼロファジ(https://twitter.com/ZeroFagi)です。

 

 

 

いまままでよくわかっていなかったけど、やっぱ本田圭佑はスゲーわ・・・・!

 

 

 

本田圭佑は単なるエキセントリックなビッグマウスではない

 

 

 

ハングリー精神と言えば「こういう風になりたい!」とか「ここから抜け出したい!」という気持ちが生み出すもので、世界中に様々な成功者を輩出するきっかけになっている原動力だと思います。

 

 

サッカーの世界でもハングリーさを糧として南米の貧しい地域から成功した選手は数えきれないほどいますが、日本のサッカー選手で最もハングリー精神を体現してきたのはやはり本田圭佑選手ではないでしょうか?

 

 

子供のころからどん欲に上を目指して日本代表の中心選手になり、さらにはACミランの10番を背負う選手へ。そして現役の選手でありながら代表監督就任と、彼のチャレンジはとどまることを知りません。まさに彼こそハングリー精神と、チャレンジ精神の塊だと言っても過言ではないでしょう。

 

 

そんな本田圭佑がこんなことを発言していました。

 

チャレンジャー精神(ハングリー精神)っていうのは、貧しい環境だからといって自然と身につくわけではない。これは意外に誤解してる人が多い。貧しい環境でもハングリー精神がない人は沢山いる。 やっぱり教育が重要で、逆にどんなに裕福な環境でも、強い精神を育てることはできるはず。

 

自分はこのツイートに目を奪われました。なぜかというと、自分の中の大きなテーマが”ハングリーであり続けるにはどうしたらいいか?”だったからです。ぶっちゃけた話。自分は本田圭佑という人物の、一見エキセントリックで理解しがたい言動を斜に構えて見ていました。

 

でもそれは間違いだった。

 

あらゆる言動は彼の中でちゃんと一本筋が通ったものになっていて、自分がそれを読めなかっただけだったんですよ。彼の発言を調べていくうちに、自分にもおぼろげに”ハングリーでありつづける”にはどうしたらいいのかわかってきました。今回はこのことについて自分の実体験を交えながらお話していきたいと思います。

 

 

被災者になって初めて覚醒した自分の中の”飢える気持ち(ハングリー精神)”

 

 

 

2018年7月に発生した西日本豪雨災害で自分たち家族は被災者となりました。

 

 

自宅は2階まで浸水し全損。自分の自家用車をはじめ形ある財産のほとんどを失うことになりました。被災後の処理や生活再建の手はずを整えていたころ、変わり果てた暮らしのことを思うと心の奥底からふつふつと湧き上がってくる気持ちがありました。それは、

 

「俺は絶対に屈しない。こんなことで自分たち家族の人生を狂わされてたまるもんか。今しばらくは不自由な生活を我慢して過ごすけれど、この境遇から必ず抜け出してやる。俺には絶対にそれができるはず。俺がやらないでどうする!さあ行こう。もっともっとやるぞ!」

 

闘志とも言えるようなメラメラとした熱い気持ち。これまで抱いたことのない心境です。そして、その時気がつきました。「ああ、これが”飢え(ハングリー精神)”なのか」と。これまでも「ああしたい、こうしたい」という欲望はもちろんありました。しかし今度のはそれとは比べ物にならない急き立てるような気持ちです。自分はその時初めて”飢え”に目覚めたのです。

 

 

”飢え”のもたらしてくれる力はほんとうにすごい。

 

心の中でガソリンのように燃焼して、勇気とやる気をどんどん高めてくれます。勇気とやる気が満ち溢れてくると、行動力がどんどん発揮できるようになります。不思議なもので、行動すればするほどまた行動したくなるんですよ。次はこれ、その次はこれって。クリアすればするほどもっとやらなきゃ!もっとだ!というように、駆り立てられていくのです。

 

 

”飢え”は”満ち足りた気持ち”を忌み嫌う

 

 

ところが、そんな”飢え”に変化が起こります。

 

ありがたいことに新しい家でようやく安定した生活を取り戻すことができました。窮屈な暮らしでストレスをためていた娘もかなり落ち着いたのでしょう。被災する前と変わらないはつらつさを見せてくれます。家族は全員職場復帰し、これでやっと避難生活が終わった。家族全員ほっと胸をなでおろしました。

 

しかし、”飢え”はそうではなかった。

 

そうして一つ一つ取り戻せたものが増えていけばいくほど、自分の中の”飢え”がいつのまにかしぼんでいってしまっていたのです。気がつけばともしびのような小さな火のように感じてしまうくらいに。忙しい日常の中で、”飢えること”を完全に忘れてしまうことも多々ありました。あんなにメラメラと燃えさかり、自分を突き動かすエネルギーを与えてくれていたのに・・・

 

そのとき思い知ったのですが、飢え(ハングリー精神)はひとの満ち足りた気持ちを嫌うんですね。そして、無意識のうちに姿をしぼませいずれその人の心から消え去ってしまうのです。

 

飢えに覚醒することはチャンスがあればできますが、飢えつづけるためには意識的に消さないようにしないといけないのです。自分は生まれて初めて”飢え”に覚醒したばかりで、”飢え”のそういう性質を知りませんでしたからあやうく消え去ってしまうところだったというわけです。

 

生活の上では元通りに近い環境にはなったけれど、まだ経済的には何にも取り戻せてはいません。うっかり日常に慣れてしまって”飢えつづけること”を置き去りにしてしまっていました。自分にはやるべきことがやまほどあるし、それを達成するには”飢え”がもたらしてくれる勇気とやる気そして行動力が絶対に欠かせません。自分はこの”飢え”とうまくつきあう必要があるなと感じました。

 

 

”飢えつづけること”はひとつの技術である

 

 

そこで、まず自分は自分の中で「正しく飢えよう」というキーワードを決めました。

 

ことあるごとに自分に「正しく飢えよう」と言い聞かせる。ちゃんと飢えているか?飢えを燃やして、勇気とやる気を補充しているか?もっとできるんじゃないか?下手に満足して欲張ることを忘れてないか?というように。そういうことを意識的に思い出させるために「正しく飢えよう」と唱えるというわけです。これは一定の効果があり、うかつにも飢えつづけることを忘れてしまう自分のストッパーになっています。

 

自分なりに工夫してみるうちに実感したのは、”飢えに覚醒すること”と”飢えつづけることは”はレベルが違うこと。そして、”飢えつづけること”は技術であるということでした。

 

そうして工夫をしてはみるものの自分はハングリー精神初心者ですからこの取り組み方でいいのかどうか?確証が持てないんですよね。きっと、他の人もなんかしらの形で取り組んでいるのだろうと思うのだけれどみんなどうやっているんだろう?って。自分のやり方これでいいのかな?と思っていた時に背中を押してくれたのが本田圭佑でした。

 

 

彼がJリーグチェアマンである村井さんはじめて対談したときの模様がとても印象的なので引用します。

 

本田 僕は今日素晴らしい話をさせてもらうために、シーズン中は絶対に欠かすことなく朝食をとるんですけれど、今日はわざと朝食を抜いてきました。ハングリー精神を維持するために。
村井 朝飯抜いたんだ(笑)。
本田 人間というのは食欲が満たされるとハングリー精神がなくなるんですよ。ハングリーってまさに、飢えるってことですから。
村井 面白いね。そこにこだわるんだ。
本田 そうなんですよ。僕は村井さんから話を聞くことに飢えているので、ご飯を食べたら満足して、素晴らしいディスカッションができひんかなって。じゃあ早速、僕から質問させていただいてもいいですか?
村井 もちろんいいですよ。

 

冒頭からハングリー精神を維持するために朝食を抜いてきた、とカマすのはいかにも本田圭佑っぽいですね。ちょっとなにいってるのかわからないはじまり方で、村井さんちょっと引いてるし笑

 

ここで大事なのは、本田圭佑は意識的にハングリー精神を維持する心がけを持っているということです。やっぱり、飢えつづけることは技術なんですよ。だってあのハングリー精神の塊のような本田圭佑ですら、意識的に取り組んでいるのだから。そうしないといけないことをわかっているから彼はそうしているわけですし。

 

だったら、自分も”飢えつづけること”を技術として磨いていけばいい。本田圭佑というひとつの正解がすでに存在するのだから。彼の発言は自分を大いに勇気づけてくれました。

 

 

本田圭佑のコメントから読むハングリー精神の本質

 

 

これまでのお話を通して、本田圭佑の言葉を改めて読んでみます。

 

まずは、公式HPから。

 

ハングリーでい続けるということです。お腹一杯になったら、ご飯食べないでしょ、みなさん。その飢えてるという状況が、サッカーだけではなく、いろんな業種に必要なんじゃないかな。

 

これって、あたりまえのこと過ぎて「まあ本田ならそういうだろうなあ」とスルーしてしまいそうな感じもしますね。でも、これまでのお話を踏まえて読むと、飢えつづけることの重要性、飢えは満足感を忌み嫌うこと、飢えがもたらすエネルギーは一般性があること、が読めてきます。短い文ですが、大事なこと全部入ってるんですねこれ。

 

さらに、冒頭で紹介したツイートをもう一度読んでみます。

 

チャレンジャー精神(ハングリー精神)っていうのは、貧しい環境だからといって自然と身につくわけではない。これは意外に誤解してる人が多い。貧しい環境でもハングリー精神がない人は沢山いる。 やっぱり教育が重要で、逆にどんなに裕福な環境でも、強い精神を育てることはできるはず。

 

貧しい環境であれば”飢え”に覚醒するチャンスは訪れやすいかもしれません。しかし、それが自然と身につく、つまり無意識的に飢えつづけることができるわけではない。意識的に取り組まなければ飢えるチャンスがあってもやがてしぼんで消えていってしまう。そういう人もたくさんいるんじゃないか、と。

教育が重要というのはまさに飢えつづける技術のことで、環境が恵まれていたとしてもその技術を磨けばどん欲にチャレンジする精神を育て上げることは可能なのでは?

 

彼はこういうことを訴えているんじゃないか?と解釈しています。

 

おそらく幼少のころから彼はこの”飢え”と向き合って、彼なりのつきあい方を発明してきたんだろうなあと思います。そうして”飢え”からもらったエネルギーが、あの活躍やさらなる挑戦に生かされていたのでしょう。彼ほどの成功を収めれば、おそらく飢えつづけるハードルの高さは想像を絶するものになるでしょう。そういうことを乗り越えてきたんだなこの人は。

 

やっぱ、凄いよ本田圭佑は。まさに、本田圭佑とは飢えつづける技術の達人なんだな。

 

 

自分も彼に教わったことを胸にどん欲にチャレンジし続けて、いずれ経済的にも被災する以上のところまで持っていきたい。被災をなかったことにしてやろう!が当面目標です。そのために、彼のように意識的に”飢え”と付き合ってどんどんアクションを起こしていきたい。飢えつづけるための技術を磨いて、いつかは夢をかなえたい。がんばんなきゃね。

 

自分と同じように”飢え”に覚醒した人、いまもいっぱいいるんだろうなあ。そういう方々にもこの記事が届いてなんかしらの役にたったらいいなあ。そして、いつかどこかでお会い出来たら最高です。

 

 

 

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それではまた。

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