サッカー

【解説のカイセツ】ウルグアイ戦で明らかになった、森保ジャパンにフィットする選手像 を読む

 

 

どうも、ゼロファジ(https://twitter.com/ZeroFagi)です!

 

今回は、LEGENDS STADIUMさんに掲載されている

 

「 【清水英斗コラム】ウルグアイ戦で明らかになった、森保ジャパンにフィットする選手像 」

 

という記事の内容を初級者むけにさらにわかりやすく【解説のカイセツ】をしていきたいと思います。

 

【解説のカイセツ】とは記事や動画の中のサッカー解説者の解説を、さらに初級者むけにわかりやすくカイセツすること

 

 

 

ウルグアイ戦における日本代表のフォーメーション

 

 

まずはウルグアイ戦での日本代表のフォーメーションを確認してみましょう。

 

 

 

 

大迫のワントップ、右のSH(サイドハーフ)には堂安、左のSHには中島。トップ下に南野という若い攻撃陣。ボランチには柴崎と遠藤が入り、右のSB(サイドバック)に酒井、左のSBには長友というベテランが固める布陣でした。

 

 

攻撃の時には少し形が変わって、

 

 

 

 

 

柴崎が主に前、遠藤が主に後ろに位置取りボランチのところは、タテ関係になります。また前線は相手を押し込んだ時、横にずらっと並ぶような格好になり、両SBはその外に控える形。ざっくりですが、ウルグアイ戦の攻撃時はこのようなイメージで選手の立ち位置が変わっていました。

 

 

これをふまえて本文に入っていきましょう。

 

 

アタッカーの質的優位が攻撃のベースにある森保ジャパン

 

 

「オールジャパン」で発進した森保ジャパンだが、サッカーの内容はむしろ欧州スタイルだった。アグレッシブで、ポジションの役割に忠実。

戦術のベースとなるのは、2列目のアタッカーだ。中島翔哉、南野拓実、堂安律は個人で仕掛け、個人でターンし、個人でキープできる。この3人に大迫勇也が加わり、前線の4人は少ない人数で攻撃を完結させる力がある。「日本は個で劣るからグループで――」の常套句は、ついに過去の物になった。むやみに数的優位を作る必要はない。まずは個で仕掛け、必要であれば後方の助けを得る。優先順位は入れ替わった。

いや、むしろこれが、サッカーの自然な形と言うべきだろう。局面で数的優位を作れば、ピッチの別の場所では数的不利が生じるものだ。その偏りというリスクをむやみに冒さず、質の優位を生かして、シンプルな連係で攻め切る。バランスを維持するには重要な要素だ。

 

 

清水さん曰く、攻撃を核を担う堂安、南野、中島の3人は一人で相手の屈強なDFと渡り合えるだけの強力な個の力があるということですね。それもFIFAランク5位のウルグアイの守備陣を相手にしても、です。

 

 

以前であれば、日本の選手の個の力が弱く太刀打ちできないので相手のDF一人に対して、二人で攻撃しよう!というのが考え方のベースでした。しかし、いまでは堂安、南野、中島がまず個の力で局面を打開しようとしてみて、それでも足りないときは援護の助けを得る。というように、ひっくりかえってるよということですね。

 

 

「局面で数的優位を作れば、ピッチの別の場所では数的不利が生じる」「質の優位を生かして、シンプルな連係で攻め切る。バランスを維持するには重要な要素」とはどういうことか?というと、

 

 

 

 

相手の左SBが強力で一人ではどうにもならないからあそこを二人がかり(数的優位)でいこう!というアイデアをわかりやすい図にしてみました。かつての日本はこういうニュアンスで攻撃を考えていたということですね。しかし、相手一人に二人がかりで攻撃すると・・・・

 

 

 

 

仮にボールを奪われてカウンターに入られたとき、二人前線に投入してしまった分相手の左SHを見れる選手がいなくてドフリーになってしまいました。これでは攻撃に人をかけすぎて攻守のバランスが悪いよね、と。これがいまでは基本的に助けを借りずに堂安一人で相手DF一人に襲い掛かっていくので、攻守のバランスを保ちやすくなってるということですね。

 

 

森保監督はサンフレッチェ広島を指揮したときも、アタッカーの質的優位をベースに、攻撃パターンを整理していた。

ここで重要なポイントは、攻撃パターンが整理されているために、ボールの失い方を想定できること。攻めながらポジションを整え、守備に切り替わったときの準備をしておく。

同じような特性は、森保ジャパンにも垣間見える。アタッカーの質的優位をベースに、後方のバランスを決めていく。

 

 

最近よく耳にする質的優位という言葉。ここではアタッカーの質的優位ですが、これは読んで字のごとく攻撃陣の実力の高さが相手の守備を上回っているということ。つまり、そこの1on1のガチンコ勝負で日本は勝てるということですね。堂安、南野、中島は相手のDFとのガチンコ勝負で勝てると計算し、それを根拠に攻撃のパターンを作っているのが森保ジャパンですよ、と。

 

 

「攻撃パターンが整理されているために、ボールの失い方を想定できること。攻めながらポジションを整え、守備に切り替わったときの準備をしておく」というのはどういうことかというと、

 

 

どう攻めるか?が決まっているのでミスったり相手に獲られたりしてボールを失うとき、どういう形でボールロストしそうかある程度見当がつくということです。ある程度攻撃→守備になる地点とか形を予測しながら守備の準備ができるようになっていると。

 

 

 

森保ジャパンにフィットしそうなボランチ像とは?

 

 

 

そうなると必然、日本のボランチとサイドバックに求められる役割も変化する。攻撃時はシンプルに前線にボールを預ければいい。預けたボールはそう簡単には戻って来ないので、創造性は必要ない。早く縦パスを通せばいい。また、2列目は個で仕掛ける能力が高いので、サイドバックも数的優位を作るために、むやみにオーバーラップする必要はない。出て行くとしたら、押し込んだ状況だけ。通常は斜め後ろでサポートすればいい。

その代わり、守備に切り替わった瞬間は大事だ。その状況に備えてポジションを取り、激しいインテンシティでボール、あるいは陣地の回復に務める。森保ジャパンのボランチとサイドバックは、守備ベースのバランサーとしての働きが主要タスク。遠藤航はその役割にピタッとはまった人材と言える。

 

たとえば、ウルグアイ戦の柴崎のデュエルは、特に相手に勢いがあった前半、地上戦でも空中戦でも劣勢を強いられた。もっと強さを見せなければ厳しい。試合勘の問題があるとはいえ、根本的な特徴が、森保ジャパンのボランチ像にフィットしづらい。青山敏弘よりスピードはあるので、もっと球際で強く競ることが出来れば話は変わるかもしれないが、現状はあまりにもアッサリと負けている。

 

 

かつては遠藤保仁選手のように高い創造性をもったボランチの選手を起用していた日本代表でした。西野ジャパンにおいても柴崎、長谷部といったもともとトップ下選手を起用していたをように、昔から日本代表ではボランチにゲームを作る力を要求してきた経緯があります。

 

 

しかし、そういった創造性は必要ないと。なぜなら攻撃の軸である3人が組み立てから仕上げまでやってくれるからです。だから彼らにさっさとボールを預けるために早く縦パスを通せばいい。

 

 

 

 

実際にウルグアイ戦ではほとんど組み立てを左右のサイドから行っていて、ボランチを経由したクリエイティブな攻撃はごくわずかなシーンにとどまっていました。これだと、ボランチからズバッとスルーパス!みたいなのいらないじゃんという話になってきますね。だって、中島とか堂安がそこもやっちゃうんだし。

 

 

「守備に切り替わった瞬間は大事だ。その状況に備えてポジションを取り、激しいインテンシティでボール、あるいは陣地の回復に務める。森保ジャパンのボランチは、守備ベースのバランサーとしての働きが主要タスク。遠藤航はその役割にピタッとはまった人材」というのはどういうことかというと、

 

 

 

 

ボールの失い方をあらかじめ予測したポジションをとって、攻撃しているときに守備の準備もすませておく。そしていざ守備!というときには、激しくボールを奪ったり、相手の攻撃を邪魔して遅らせたりする。森保ジャパンに求められているのは、そういう能力に長けた選手である、と。

 

 

創造性が求められておらず競り合いの強さでも後れを取っていて、柴崎選手はそもそもの特徴が森保ジャパンがボランチに要求しているものにマッチしていないというのが現状であるということですね。

 

 

 

森保ジャパンにフィットしそうなサイドバック像とは?

 

 

そうなると必然、日本のボランチとサイドバックに求められる役割も変化する。攻撃時はシンプルに前線にボールを預ければいい。預けたボールはそう簡単には戻って来ないので、創造性は必要ない。早く縦パスを通せばいい。また、2列目は個で仕掛ける能力が高いので、サイドバックも数的優位を作るために、むやみにオーバーラップする必要はない。出て行くとしたら、押し込んだ状況だけ。通常は斜め後ろでサポートすればいい。

 

その代わり、守備に切り替わった瞬間は大事だ。その状況に備えてポジションを取り、激しいインテンシティでボール、あるいは陣地の回復に務める。森保ジャパンのボランチとサイドバックは、守備ベースのバランサーとしての働きが主要タスク。

 

 

ボランチの場合と同様に、攻撃を組み立てたりは不要なのでさっさと前線に縦パスを送り込み「あとは任せた!」で基本OK。アタッカー陣とりわけ中島・堂安のSHコンビはドリブルの威力が高いのでほっておいても何とかなってしまう場合が多い。だから、先ほどの図のようにわざわざSBがオーバーラップして2:1の数的優位を作ってあげなくても基本大丈夫だと。守備時の仕事もボランチと同じでバランスに配慮したプレーが求められます。

 

 

 

これは実際にあったシーンなのですが、攻撃に傾きすぎて一瞬ダブルボランチも敵陣深くまで入ってしまい中盤が無人に近い状態になってしまうことがありました。そこを狙われて危うくカウンターに入られそうな大変危ないシーンになったしまったんですが、右SBの酒井選手がススっとよせてボールを蹴りだし事なきを得たと。こういう対応や読みがとても重要だということですね。

 

 

まとめ

 

・森保ジャパンの攻撃のベースは2列目のアタッカーの質的優位
・森保ジャパンのボランチに創造性はいらない守備のバランサーとしての仕事がメイン
・森保ジャパンのサイドバックもボランチと同じ要素が求められている

 

 

テストマッチの山場ととらえられていたウルグアイ戦でけっこう森保ジャパンの方向性が見えてきているんじゃないかな?と思います。おそらく今後もいろいろな選手がテストされていくと思いますが、清水さんの解説を読んでいくと今後呼ばれそうな選手の傾向もかなりつかめてくるんじゃないかと思います。

 

 

現状いまいちフィットしそうにないという選手とてこれはチャンスだと思います。要求されることが変わればそこにアジャストしていくことでそれまでになかった力が引き出される。そうして大成した選手は山ほどいますからね。日本代表で主力として活躍するために、殻を破って化ける選手の出現に期待したいところです。

 

 

次のメンバー発表がめっちゃ楽しみだなあ!

 

 

 

【解説のカイセツ】いかがだったでしょうか?

 

 

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それではまた。

 

 

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