サッカー

【森保ジャパン】ウルグアイ戦の勝利より値打ちのあることとは何か?

 

 

どうも、ゼロファジ(https://twitter.com/ZeroFagi)です!

 

 

森保ジャパンの3戦目の試合となりました、キリンチャレンジカップ vsウルグアイ代表戦。

 

 

日本 4 - 3 ウルグアイ で、見事勝利!おいおい、スゲーな・・・!

 

 

W杯ベスト8でFIFAランクも5位につける強豪相手に堂々たる戦いぶり。この試合も4得点と攻撃陣が活躍。若手選手が存分に躍動し、結果を出すという願ってもない展開になっていますね。ウルグアイのような強い相手に勝てたこと自体、スタートしたばっかりのチームが自信を深める大きなきっかけになるだろうと思います。

 

 

この試合に勝ったこと自体非常に値打ちがあると思いますが、長年日本のサッカーを見てきたものとしては、日本代表が強豪国に臆することなく堂々と戦えたことのほうがはるかに値打ちが高いと感じました。いやはや、もう「新しい時代にいよいよ入ったんだな。あの腰の引けた日本はもう過去のものなんだな」と。

 

 

今回は監督、選手のコメントを拾いながらそのあたりのお話をしていこうと思います。

 

 

森保ジャパンがビビらずウルグアイと戦えた理由

 

 

ロシアW杯でベスト16に進出した日本代表は、W杯3位となったあのベルギーとも堂々と渡り合う試合を見せてくれました。森保監督はあの戦いをヘッドコーチとしてベンチからずっと見ていたわけですから、今回の森保ジャパンは指導者も選手もあの大会から地続きのチームであると言えますね。

 

 

このウルグアイ戦でもW杯から継続して堂々と戦えたわけですが、そのあたりの理由について森保監督のコメントを見ていきましょう。

 

 

─ウルグアイ相手にこれだけの内容の試合ができたが、これだけのことができると予想していたか。

「まずは私がというよりも、選手がFIFAランク5位のウルグアイに対して同じ目線で戦ってくれているのかなと思う。海外でプレーしている選手たちにはウルグアイの選手とチームメイトという選手もいるし、日ごろリーグ戦で戦っている相手ということで、選手が同じ目線でウルグアイ相手に戦ってくれたと思う。そこは、これまでの選手個々の経験も大きいが、W杯でベルギーと戦って、結果的に負けはしたが、そこでも同じ目線を持って、互角の戦いができるという自信を海外の選手だけでなく、日本代表として、日本サッカーの自信として国内の選手も含めて持ってくれたことが、今日のゲーム内容につながったのではないかと思う。

ゲキサカ 「日本vsウルグアイ 試合後の森保一監督会見要旨」より

 

 

もう、これが答えだ!という森保監督のコメントですね。W杯で「日本はもう普通に強豪国と渡り合える」自信をつけたということ、「日本の選手が同じチームや同じリーグで強豪国の選手と日常的に対戦していること」が、「互角の戦いができるという自信」を裏付けているということですね。

 

これサラッと読んでしまうと「ふーん」て感じなんですが、長いこと日本代表を見てきた人には実に感慨深いものがあるんじゃないかと思います。森保監督が「同じ目線で戦えた」ということは、裏を返せば「これまでは同じ目線では戦えなかった」ということです。

 

 

日本代表は同じ目線で戦えるまでようやく成長してきたんですね

 

 

酒井宏樹とカバーニのエピソードが象徴的な海外組の日常

 

 

取材を受ける日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)に対し、ウルグアイ代表FWエジソン・カバーニ(パリSG)が歩み寄ってハイタッチ——。試合後のミックスゾーンではそんな光景も見られたが、酒井は「あれだけの選手なので、対戦した若い選手にとっては有意義な90分だったはず」と目を細めていた。(中略)昨季はUEFAヨーロッパリーグで準優勝に貢献し、リーグ・アンを代表するサイドバックになりつつある酒井だが、カバーニとの交流はそんな地位を垣間見せる一幕だった。

ゲキサカ 堂安との好感触語った酒井宏樹、試合後にはカバーニからハイタッチ「あれだけの選手なので・・・」より

 

この試合に先発していたウルグアイのFWのカバー二はイタリアやフランスで得点王をとっているまさに世界的なビッグネームなんですが、日本代表の右SB酒井宏樹選手は同じフランスリーグのリーグ・アンでしょっちゅう対戦する相手なんですね。海外に出ている選手はこのように普通にリーグ戦で世界屈指のタレントと対戦する機会があるわけで、自分の物差しで相手選手がどんなものなのか?測る機会が豊富にあります。映像でしか見たことのない”世界的名手”と、実際に対戦したことがある”世界的名手”ではそりゃ見えてくるものは全然違ってきますよね。

 

 

わからないもの、みたことないものを過剰に警戒してしまうことは人間誰だってあります。サッカーもきっとそれと同じで見たことないレベル、対戦したことないレベルは、そりゃ警戒しすぎても無理のない話でしょう。かつての日本代表がそうであったように。

 

 

 

海外組率の上昇が「同じ目線」まで引き上げる

 

 

これはW杯のときも指摘されていたことですが、日本代表の海外組率はかなり上がってきています。

 

GK 東口 (G大阪)
DF 三浦 (G大阪)
DF 吉田 (サウサンプトン)→イングランド
DF 長友 (ガラタサライ)→トルコ
DF 酒井 (マルセイユ)→フランス
MF 遠藤 (シントトロイデン)→ベルギー
MF 柴崎 (ヘタフェ)→スペイン
MF 南野 (ザルツブルグ)→オーストリア
MF 中島 (ポルティモネンセ)→ポルトガル
MF 堂安 (フローニンゲン)→オランダ
FW 大迫 (ブレーメン)→ドイツ

 

 

この試合のスタメンを見ても、実に2人を除いて全員が海外でプレーする選手でした。リーグによってレベルの違いはありますが、それぞれが酒井宏樹選手のように日常的に海外のビッグネームやこれからビッグネームになっていく化け物としのぎを削っているわけですね。そういう日常のレベルアップが、代表戦で対戦した時に”普段通り”同じ目線で戦える理由になっているということですね。

 

 

 

強豪国にビビって腰が引けるかつての日本代表

 

 

自分が生まれて初めて見たW杯は1994年のアメリカ大会だったんですが、その4年後のフランス大会で日本は初出場を果たしました。この大会のグループリーグで対戦したアルゼンチンとの試合は忘れられない試合でしたね。当時世界最高のFWの一人だったガブリエル・バティストゥータをはじめだれもが知っているタレント揃いのアルゼンチンを相手に、日本はビビってしまってガチガチになりチームとしての躍動感が感じられないパフォーマンスに終始していました。まあ大会自体にもビビってしまうし、相手にもビビるし、仕方ないと言えば仕方ないんだけどね・・・

 

 

あの試合が特に印象的だったんですが、日本代表はこれまで長いことビッグネーム揃いの強豪国にビビってしまうヘタれ国だったんですよ。いや、マジで。

 

 

ほんとうはもっとできるはずなのに、試合で強豪国と対戦すると縮こまってしまって本来の力が出せないという。「日本は相手をリスペクトしすぎる」「相手も同じ人間なんだ」外国人指導者が日本を評して何度も何度も繰り返してきた言葉です。まさに、「同じ目線で戦えなかったのがかつての日本代表」でした。当時は海外組はほとんどいませんでしたからね。やはりこの部分の差は相当にデカいものがあるんだろうなと思います。

 

 

 

しかし、あれから20年。順調に海外組を増やしてきた日本代表はようやくその壁を打ち破って同じ土俵で戦えるようになった。チームが変わってもそのメンタリティは引き継がれている。このことを証明できたのがウルグアイ戦の戦いぶりだったと思います。いやーついにこういう時代が来たか、と。・・・これは楽しみになってきたなあ!

 

 

岡崎選手が指摘するネクストステージとチームの強化

 

 

 

試合後の岡崎選手のツイートが話題を呼んでいますが、自分もこの点については思うところがあります。

 

 

強豪国に臆せず戦えるメンタリティはすでに森保ジャパンに備わっています。ホームでの親善試合ではそれを証明することができましたね。となると、やはりアウェイ。コンディションの面や、スタジアムの雰囲気などホームのやりやすさとかけ離れたアウェイでも同じように戦えるようにしないといけません。

 

 

日本代表は日本一人気のあるサッカーチームでいわばドル箱ですから、ホームで興行をやればお金がたくさん入ります。そういうわけで大きな収入源である代表戦のホーム開催を減らすわけにはいかないでしょうが、やはり外へ出て行って戦う経験値を積み上げなければなりません。

 

 

そこで楽しみにしたいのが、2019年にブラジルで開催されるコパ・アメリカへの参加です!

 

 

コパ・アメリカとは南米サッカー連盟が主催する代表チームを集めて行われる大会です。実はこの大会にアジアから日本とカタールが招待されているんですね。南米のホームへ日本が乗り込んで真剣勝負をする場がここにあるわけです。日本代表の当面の目標は1月のアジアカップですが、ウルグアイ戦とはまた違った難しさのあるアジアの戦いを勝ち抜かないといけません。

 

 

そしてその先にはこのコパ・アメリカも控えているので、この好スタートした勢いを生かしてチームとしてより多くの経験値を得られるチャンスをつかんでほしいなと思います。

 

 

この記事が良かったと思ってくださった方は、twitterのフォロー、Youtubeのチャンネル登録をぜひよろしくお願いします!

 

twitter → フォローはこちらをクリック

Youtube → 登録はこちらをクリック

 

 

それはまた。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. サッカー

    本田圭佑が教えてくれた”ハングリーでありつづける”ことについて
  2. サッカー

    【サッカー日本代表】11月シリーズにむけて注目ポイントをおさらいしておく
  3. サッカー

    【解説のカイセツ】ウルグアイ戦で明らかになった、森保ジャパンにフィットする選手像…
  4. サッカー

    サッカー観戦初心者が知ってるようで知らない3つのこと
  5. コラム

    サッカー観戦の初級者・中級者・上級者ってどんな感じか考えてみた
PAGE TOP