サッカー

サッカー日本代表 vsコスタリカ戦を初心者むけにレビューしてみる

 

 

こんにちは、ゼロファジです!

 

今回は森保監督率いる新生日本代表の初戦、vsコスタリカ代表戦をレビューしていきます。

 

サッカーは奥が深くて理解するのが難しいスポーツだと思います。
「みていてもなんだかよくわからん・・・」
「どこをみたらいいの??」
「この試合、よかったの?わるかったの?」などなど。
慣れていない人にとってとっつきにくいところがたくさんあります。

 

そこでこのブログでは日本代表の試合を題材に、初心者でもなんとなくサッカーの試合を見る楽しさを感じてもらえるようにレビューしていきたいと思います。あまりたくさん詰め込んでもゴチャつくので、ポイントは絞ってお話を進めていきますね。

 

 

キリンチャレンジカップ2018

2018年09月11日 19:20 KickOff パナソニック スタジアム 吹田

日本 3 - 0 コスタリカ

1.スターティングメンバー

 

 

 

 

 

ロシアW杯が終わって最初の試合となりました。
残念ながら地震の影響でチリ戦が中止となったため、このコスタリカ戦が森保ジャパンの初陣になりましたね。W杯を戦ったメンバーから大幅にメンバーが変わり、かなり若返った新しいチームになっています。次のカタールW杯に向けて大会や親善試合、強化試合を重ねてどういうチームになっていくのか?楽しみですね!

新しいチームがスタートしたころはチームのやり方や選手同士の息が合わないことが多くギクシャクすることがあります

 

 

2.ボールのうごきを見てフリーな選手をさがそう

 

 

試合を観るときに最初に覚えておきたいことが2つあります。
サッカーはボールが外に出るまでずっと動き続けますし、攻撃と守備が入れ替わりまくるのでなんだかすごく忙しいスポーツですよね。慣れていないとどこを見たらいいのかわからなくて、いまいち集中できないこともしばしば。ですから、あれこれ観るのではなくまずボールのうごきだけを追いかけましょう。

 

 

それだけで十分サッカーは楽しめます。

 

次に、チェックしたいのはボールを受けた選手がフリーかどうか?です。
”フリー”というのはこのような状態です。

 

 

”佐々木選手から中島選手にパスが出た”というシーンを図にしてみました。
このときボールを受けた中島選手の周りに相手の守備の選手はいません。こういう状態のことをフリーな状態といいます。中島選手のプレーを邪魔する選手はいませんから、ボールを受けたらより相手ゴールへと向かっていける状態ですね。こういう状態がピッチ(グラウンド)のいたるところでポツポツと起こるのですが、それを見つけるだけで一歩進んだ楽しみ方ができます。
相手のゴールに近いところでフリーになるチャンスがあれば得点の可能性が大きくなりますから、そういう選手がボールをもったら思いっきりワクワクするときです!

・ボールの動きを追いかけよう
・ボールを受けた選手がフリーかどうかチェックしよう
・相手ゴールに近いところでフリーな選手がボールを持ったらチャンス!

 

かんたんなサッカーの見方についてはまた別の記事でまとめたいと思いますのでお楽しみに。

 

 

3.コスタリカの守り方と”フリー”な選手

 

 

それでは試合のレビューに入っていきましょう。
試合は日本が自陣ゴール近くからパスをつないでコスタリカ陣内に入って攻め込んでいくシーンがたくさん見られる展開になりました。前線の若い攻撃陣が躍動し、後半はかなり一方的な展開になりましたがポイントはフリーな選手だったと思います。

 

 

コスタリカの守備のときの選手の配置は、後ろのDFが5人、中盤が3人、前線が2人で”532”という形です。

 

 

コスタリカは中央の守備に人数をかけているので、日本が後ろからボールを前につないでいく時に槙野・三浦・青山といった中央に位置する選手はマークされ、フリーになりにくい状況になります。

 

 

しかし、右サイドバックの室屋選手、左サイドバックの佐々木選手は手薄なエリアに位置するのでフリーになりやすい。
フリーな選手がいれば前にパスを送ったり、ドリブルで運んだりと攻撃を前進させることができます。
このコスタリカの8番の選手が室屋選手に寄せてきた場合どうなるか?

 

 

室屋選手の一列前にいる堂安選手を見ることができる守備の選手がやはりいません。室屋→南野も場合によっては狙えるでしょう。8番の選手の背後には大きなスペースができますからここに走りこむ選手がいればサイドを切り裂くことも可能です。

 

コスタリカはこうしたことを避けるために、7番の選手が戻ってきたりして守備の加勢してみたりなんとか守ろうとしていましたが、後半は運動量の低下もあってほとんど有効な守備ができない状態になりました。全体的に前線からの守備のやり方が整理されておらず日本のボール回しを妨害する力が弱かったですね。日本が良かったというよりはコスタリカが整っていなかった印象が強い試合でした。

 

4.中島翔哉大活躍と2点目のシーン

 

 

この試合で大活躍したのは新しく10番を背負った中島翔哉選手でした。
後半の出だしの時間帯を過ぎるとコスタリカの守備がますます日本の前進をとめられなくなり、一方的に日本が相手を陣地に押し込む展開となりました。こうなると、あとは崩して点をとるだけですがきっちりと2点追加して危なげなく試合を進めることができました。そこで特に輝きを見せたのが中島選手でしたね。彼のいる左サイドから見事に守備を打ち破った
2点目のシーンを振り返ってみたいと思います。南野選手の代表初ゴールになりました。

 

 

コスタリカの守備力が低下しているので日本はこのような高い位置まで難なくボールを運べ、フリーになれる選手がサイドにいっぱいいるような状態になりました。シーンは遠藤選手から中島選手へパスが出たところです。中島選手には一人マークがつきましたが中島選手の自由を奪うほどタイトなマークではありませんでした。

 

 

中島選手の外を佐々木選手が走りぬけることで、コスタリカの右WB(ウイングバック)の選手はどうしても佐々木選手を警戒しなくてはなりません。中島選手は右足にボールを持ち替えて再三チャンスを作ってきている厄介なアタッカーですから、コスタリカの右CB(センターバック)も当然中島選手を警戒せざるをえません。ちなみに中島選手は前半から右足でシュートもクロスボールも蹴っていますから、コスタリカの右CBの選手には「ナカジマはシュートもクロスも蹴ってくる選手だ」というイメージがあったのではないかと思います。ところが、次のシーンでは意外な選手がボールを受けました。

 

 

中盤の遠藤選手がペナルティボックス内に侵入し見事に一瞬フリーになります!
(・相手ゴールに近いところでフリーな選手がボールを持ったらチャンス!)

 

 

ここまでくれば後は仕上げ。
マイナスに折り返した遠藤選手のパスを南野選手が冷静に流し込んで見事代表初ゴールを記録しました。
ちなみにマイナスに折り返すというのは自陣のゴール方向に蹴るパスのことです。

 

アシストを決めた遠藤選手は湘南ベルマーレ→浦和レッズ→シント・トロイデン(ベルギー)と渡った選手ですが、彼が湘南にいるころ自分の応援するJ2ファジアーノ岡山と何度か対戦していたので彼のことはよく覚えています。当時はCBで守備の要の選手でしたが、一列前のボランチのポジションでこのような点に絡む選手になってくるとは思っていませんでした。こういった成長が見られるのはJリーグの大きな楽しさだなと再確認しました。この試合では、遠藤選手が前に積極的に出ていき、その後ろをキャプテン青山選手がどっしりと構えるというコンビになっていましたが、遠藤選手はわりと左寄りの位置から攻撃に出て行くので、自然と左サイドの中島選手・佐々木選手に絡むシーンが出せるのですがそれが非常にうまくいったシーンでしたね。

 

 

5.前後半を通じて

 

 

ということで森保ジャパンの初陣となったコスタリカ戦は3-0の快勝という結果になりました。
本当はチリ戦と合わせて実戦の中でやり方や選手をいろいろと試したかったところでしたが、監督のコメントを読むと被災地を励ます勝利を届けたいというモチベーションはかなり高かったことを感じさせます。そういう意味でも勝ててよかった試合ではないでしょうか。

 

試合の内容としては「まずまず」というところで、3-0で勝ったんだからこのチームは強い!と手放しで喜ぶような内容ではなかったと思います。前半からコスタリカの守備は整理されていない印象が強く、日本が困るシーンがそこまで多くなかったのでこのチームの力をはかる材料とするにはちょっと物足りない試合だったと思います。
守備のほうではミスから少々危なげなシーンもありましたが、そこまで守備が崩されているわけでもなくこの試合については問題なさそうでしたね。一方、攻撃のほうは前線のアタッカー陣がそれぞれの個性を少し見せてくれたので楽しい試合になりました。ここにロシアW杯のスタメンクラスが入ってきてどうなるか?
10月のパナマ戦、そしてなんといっても強豪ウルグアイ戦はこのチームの力を試される試合になると思うので楽しみです。

 

 

それではまた。

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